こんにちは。南です。

10月に入り、すっかり寒くなってきました。通勤途中に見上げる澄んだ青空を見ると、最近すっかり秋めいてきたんだな、と感じます。

今回は、9月22日23日にMacaoで行われた”The BioHorizons Asia Pacific Symposium”について、お話したいと思います。

 

Asiaを中心とした有名な先生方(日本人では3名)がこの学会では、 Implantの最新の動向やこれからの展望、それに伴う骨造成や組織移植、そして前歯の審美的なことを含むImplant治療などについて講演されていました。

オリオン歯科の院長、櫻田雅彦先生がこの国際学会のspeakerとして選ばれ、発表するということで、オリオンを代表して8名(Drからは私、南と湯浅、DHの藤枝、菊地、渡部、佐藤、加原、DAの山澤)が先生の応援という形で参加させていただきました。

 

会場となったのは、The Venetian Macao Resort Hotel。櫻田先生が発表をした会場は500人以上収容できるようなとても大きなホールでした。国際学会でもなかなかあのような大きな会場というのはない気がします。

 

そこで櫻田先生が発表した題目が、”Achieving Anterior Implant Esthetics with Hard and Soft Tissue Augumentation”.日本語訳にすると、「前歯部におけるインプラントの審美性を獲得するために行う軟組織、硬組織の増生方法」です。日本語でも、発表となると緊張するであろう大舞台で、櫻田先生は英語で500人ぐらいの世界各地(中国、インド、ロシア、サウジアラビア、韓国、日本、台湾など)の先生たちを目の前にして、40分間堂々と講演されていました。

Introductionとして、今年3月日本を襲った未曾有の大地震、東日本大震災の様子、これから日本は立ち上がっていきますとのメッセージを含めての日本の紹介、私たちオリオン歯科の紹介が流れました。

 

 

そこから本題がはじまり、患者さんの美しい口元を作るためにどのようなことを考えなければいけないか?ということから、インプラントを含めた美しい口元とはどういうものか?ということをメインテーマとして、そこに向けての骨の造成、歯肉の増生、小矯正、噛み合わせのことなどをふまえたものでした。

 

発表が終わられたあと、櫻田先生はインドやサウジアラビアの先生達に囲まれて質問を受けたりと他の国の先生達にとっても、かなり反応がよかったみたいで、日本人の先生をはじめとして、いろいろな国の先生から「よかったよ!」と声をかけられていました。

その他のspeakerの先生達も有名な方ばかりで、骨の分類で有名なアメリカのDr.Mischをはじめとする蒼々たる顔ぶれで、全てのlecture が興味深いことばかりで、2日間ともとても面白く聞き入っていました。

Exif_JPEG_PICTURE

この学会に参加して、自分が知らない新しい知識を学べる事や、自分が知っている事を違う角度から再認識する楽しさ、そういう場所に集まっている先生方といつもとは違う観点で話せる喜びを感じました。

Drをはじめとしてオリオンスタッフ全員が、櫻田先生に続き、日々研鑽する気持ちを忘れずに頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

旅行の詳細は湯浅先生がupしますので、こちらをご覧下さい。

www.orion-kamagaya.com/archives.html